高度感

1.カメラポジションとカメラアングル

V.その他

(サブテーマ)を置くことにより、簡潔で力強い構図になる。

画面の左右どちらかに主材(明暗いずれか、またはメインテーマ)を置き、その対角線上に副材

5.「い」 の字に配す

4.強調する一点を配す場所

被写体よりやや低いポジション、天部を空けない、対斜面か別の山から撮る

3.前景を配すときは、主役・脇役を明確にする

山 岳 写 真 の 撮 り 方

同じカメラ、同じ場所で撮っても見栄えのある写真に

T.はじめに

まず感動ありき!。感動をどう表現するかは感性!。

撮影とは「影」を「撮る」、トップライト・順光ではノッペラボウの写真に!。

主題(表現したい部分)は大きい部分を占める。

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2.高度感を出すには天部を切りつめる
露出の決め方;カメラ任せ、主題(最も表現したい部分)に合わせる、全体をカバーするなど

フイルムの有効露光域はカラーリバーサルで約5階調、重要部分(主題)を優先して決める。

     
     
     

ネガよりリバーサルフイルムで

 カメラポジションはモチーフである山のほぼ中腹、またはそれより高い場所が良い。
あまり高くなると目的の山の高度感表現に不利となる。

人間は常に眼高位置で事物を見て、それで判断する癖がついている。カメラアングルは
カメラの回転運動、カメラをもっと酷使しよう。    

天部が広い(多い)

手前に脇役を配し主役までの距離感を出し引き立てる、縦位置の方が緊迫感を表現しやすい。

山岳写真はカメラか?、腕か?、「同じカメラさえあれば、同じ写真が撮れる」 か?

(印刷物をコピー)

「遅寝早起き・早立ち遅着き」 「同じチャンスは二度とない」 「天候悪変・大チャンス」

A、B、C、Dの四点は、画面の力強さを持たせるポイントで、

「横がダメなら縦で行け」 横;安定感やスケール感、縦;高度感や不安定・動感

同時に他の要素とのバランスのとれた、調和のある画面を作ってくれる

U.画面構成(構図)

主役を2/3にする

A、Bは朝日など、

C、Dは夕日(落日)など

画面構成の基本は自分の意図を表現する為の基本テクニックで、以下の五つのものがあげられる。

1.対角線上に視線がいくように配す

A、B、C、D のいずれかの場所に配す

決められたスペース内で、如何に奥行き・高さ・広がりなどを大きく見せるか!。

スケール感

太陽、木立、花、・・・など