　この秋のネパール山行（サミットと写真トレック）の為に高度順応に出かける。４年振りの富士山になる。今回は共にサミットする山の会の仲間二名と共に川越駅に集合して、仲間の車で圏央道、入間ＩＣから中央道で河口湖ＩＣを出て富士北麓駐車場に車を駐車する。此所から専用のシャトルバスで五合目まで上がる。五合目は驚くほどの大勢の観光客で賑やかだ。さっさと歩き出し佐藤小屋へ向かう。何度も通った道でなだらかな歩きやすい道、ザックの重さもあまり気にならなかった。テント場は何処かの高校生グループが賑やかに夕食を作っていた。テントを設営後、早速宴会になる。美味しいお酒を飲みながら今回のネパール・サミットの話になる。
　翌日は少し寝坊して４時半に起床する。朝食後テントはそのままで６時に出発する。夜半に小雨が降ったがすっかり上がって上々の天気、山頂付近は少し風が有るようだ。登山者もそれほど多くなく渋滞はない。仲間が一緒なのでいつものペースよりゆっくりと高度を上げていく。途中の小屋は小屋締めで忙しそうだった。すでに小屋締めをしている小屋もあった。今回は軽登山靴が無くて重登山靴で登っているためか足が重くバランスがあまり良くない（加齢の所為だろうが）。約６時間で山頂（久須志神社）に到着する。山頂小屋はすでに閉まっていた。少々疲れたのでお鉢周りは止めてベンチでのんびり昼食・お喋りタイムとする。仲間の一人が血中酸素濃度、脈拍を測れるパルスオキシメーターを持参、休憩毎にその数値を確認してきた。数値を見ながら安心したり不安になったりしていたが、概して皆元気で高山病の症状は出ていないようだった。約１時間のんびりして下山を始める。
　下山道はブル道を下るのだが膝が泣きだすほど長い。下り終え佐藤小屋に着いたところで、とにかく靴を脱いで疲れた足裏を揉んでいた。テント撤収して五合目に戻る。シャトルバスで麓に帰り帰路につく。が、中央道が事故渋滞等で川越に着いたのが22時を回っていた。お疲れ様でした。
　来週も高度順応を予定していて三連休で渋滞は覚悟しなければ成らないのだが、どうするか日程、天気を含めて少し検討したい。
　（その２を14日～１５日に実施）