名郷バス停から鳥首峠への林道(車道)を歩く。石灰石採堀所跡地から登山道に入る。白岩の廃村を過ぎ沢沿いに植林帯の道を登り、尾根に飛び出たところが鳥首峠、ひと休みする。尾根上を南へひと上りで21号鉄塔、露岩混じりの急坂を登りいったん傾斜の緩んだ尾根が再び急になり登りきると三角点・鳥頚(滝入ノ頭)山頂に着いた。大持山、武川岳の稜線、有間山、蕨山などが望める。
今回は縦走はせずにひと休みして往路を戻る。鳥首峠を下りだして暫くして目の前をカモシカが通り過ぎていく。急いで逃げる様子もなくこちらを見ている。廃村を過ぎ車道に出てのんびりと下る。バス停で近所のお婆さんと暫し世間話をする。ご主人が石灰石採堀所の所長だったとのことで、昔話を懐かしそうに話してくれた。