「滝入ノ峰」は何度も歩いた東日原から三ツドッケ(天目山)へのヨコスズ尾根上にあるが、登山道は山頂を通らずトラバースしている。三角点峰を探して歩き始めて知った峰で、久しぶりに東日原バス停から歩き始める。植林帯の登りから尾根に出会う辺りから、登山道と分かれて尾根を登る。一上りして歩き易い尾根道(踏み跡程度)になる。岩稜混じりの急な登りになり手前のピークに到着する。一度下り登り返して三角点・一原のある滝入ノ峰に着いた。樹林帯で展望はない。その先は狭い尾根で少々岩っぽい処、約10分位進んで急坂を登山道に降りる。
登山道に合流するまでに当初予定していた時間よりも約30分余計にかかってしまった。帰りのバス時間まで約45分しかない。少々焦って東日原バス停まで下り始める。尾根を離れてからの植林帯の下りは急坂でスピードが上がると同時に膝に負担がかかる。時計と睨めっこしながら急ぐ。バス停が見えてきた処で残り7~8分、駆け足状態で2分前にバス停に着き予定のバスに乗れた。良かった!
奥多摩駅に戻り車中で軽い昼食をとりながら鳩ノ巣駅に移動する。「城山」は駅から目の前に望める円錐形の山で国道を渡りさらに雲仙橋を渡って大楢峠~御嶽山への道に入る。直ぐのカーブする辺りに右に石の階段が有る。此所が尾根への登り口、暫くはトラバース気味に上り尾根に出会う。その後は尾根を忠実に辿って高度を稼ぐ。かなり急坂で帰りにスリップしそうな道だ。マップでは登山道の表記はないが、しっかりした道で案内の標識も有る。越沢林道の工事で大楢峠への迂回路としての登山道だったようだ。鉄塔を過ぎ一上りで三角点・城山のある城山(じょうやま)に着く。樹林で展望はなし。大楢峠への道もしっかりと有るが此所で引き返す。
帰りの車中は無理した足を気にして、ストレッチをしながら帰る。