古里駅で準備していると異常にハイカーが多い。労山のクリーンハイクの日だった。踏切を渡り沢中の道を上りだす。尾根に取り付いて一息登り、所々登山道が崩れている道をトラバース気味に登る。主尾根に出会う所が川井駅との分岐で一休みする。帰りに登るズマド山は此所から南の尾根を進めば登れる。
赤杭山へと先に進む。三ノ戸山へはどこから登るか眺めながら右に巻いて通過する。小さなピークを越えて急坂を上り、トラバースが始まる辺りから尾根を急登して三角点・大渡のある赤杭山に到着した。赤杭山は1997年6月24日に奥多摩駅から本仁田山に登り、川乗山を経て赤杭尾根を下ってトラバース道だが、山頂を踏み(たぶん)古里駅へと歩いた。山頂標識は赤久奈山でマップは両方明記、地形図は赤久奈山となっている。
往路を戻り三ノ戸山手前の尾根を直進して山頂標識もなく寂しい山頂へ到着する。GPSで山頂を確認して東側の登山道へ下る。川井駅分岐まで戻り、そのまま尾根を直進してズマド山を目指す。歩きやすい踏み跡も有る。721mピークを過ぎ岩混じりの急坂を下り、登り返して三角点・小丹波のある山頂に到着する。此所も山頂標識もなく三角点のみが寂しく設置されている。往路を戻り古里駅へ下る。車中は読書をしてきたが、一度読んだ文庫本だったのでザックにしまったままで、ウオークマンを聞きながら過ごす。さらに足の疲れを取るためにストレッチをしながら帰る。