浦山口駅から浦山鍾乳洞へ向けて歩き始める。駐車場から橋立橋を渡りすぐ先の擁壁の切れたコンクリート階段から杉林に入る。微かな踏み跡を探しながら、帰りの下りを少々心配しながらも本当に急な上りを登る。傾斜が緩やかになったら尾根が広くなって、帰りの下りで迷いそうになるだろうと心配する。が、今回もGPSを持参しているので安心して高みに進む。その後は尾根がはっきりしていてドンドン高度を上げる。山頂手前はまたもや急坂で落ち葉も積もっていて滑る。三角点・久那の有る山頂は樹林帯で展望はない。葉を落とした木々の間からさくら湖越しに若獅子山や大反山の山並みが望める。
休憩後往路を戻る。急坂も思ったほどもなく容易に下れて車道に戻る。上りで心配した尾根が広い場所では、しっかりとGPSで確認しながら下った。鍾乳洞入口バス停まで戻り浦山大日堂行きの秩父市営バス「ぬくもり号」を待つ。バスで次の山へ向かう。フリー乗降車なので浦山大橋を渡った処で下車する。今は休園中のネイチャーランド浦山に向けて歩き始める。丸山への尾根末端の手前、東電の八号巡視路から登り始める。8号鉄塔で尾根に出る。次は66号鉄塔へ巡視路が続いている。66号鉄塔からは巡視路を離れて尾根通しに進む。尾根が広くなり地形図を眺めながら進む。三角点・大反は尾根の途中にある。展望は良くなくて西側のみ木々の合間から矢岳方面が望める。昼食にする。
往路を戻る。次のバス便まで時間があり浦山大橋を渡り返して子持山方面への登り口の茶平入口まで戻る。日溜まりでのんびりと過ごす。「ぬくもり号」で西武秩父駅入口まで戻る。車中は暖かくてうたた寝をしながら帰宅する。GPSの効果を改めて感じた。