歩く人がたぶんいないだろう林道終点からの登山道?に、どのくらい時間が必要か少々心配で、予定より早い時間で家を出る。皆野から町営バスで「大平口」で降り、車道(大平林道)に入る。林道終点手前にはしっかり残雪がある。スパッツを着けてしばらく緩やかな植林用の道を進む。途中で道が無くなり踏み跡を探しながら進む。地形図では沢沿いに登山道表記があったが、山頂から派生している左の尾根に四足登高で強引に上る。一休みする。尾根は歩きやすく、尾根の右側を上へ上へと上っていく。稜線に出て左に少し進むと雨乞山の山頂に到着する。三角点と手作りの山頂標識があった。昼食にする。
下山は往路を戻る予定だったが、四足登高した急坂を下る気がせず、稜線沿いに高松集落に下ることにする。稜線には赤テープがベタベタ付いている。が、地形図片手に確認しながら下る。テープは尾根の左側を下って行き、高松集落の少し西側の車道に出た。西側に進み大神集落を過ぎて全福寺の側を通ってバス通りに出る少し前に目の前をバスが通過していった。次のバスは2時間半後、がっかりして日当たりの良い近くの橋の上でフテ休みする。が、秩父温泉が近いことを思い出し、車道を歩き出す。歩きながら2年前に破風山を歩いたときに礼所前から歩いたことを思い出す。
秩父温泉でさっぱりして打ち上げをする。良い天気で温泉前バス停で気持ち良くうたた寝を楽しむ。