南会津・湯ノ倉山 1月13日〜15日
雪下ろし(雪掘り)を兼ねて雪遊びに出かける。昨年に比べはるかに多い雪、別荘地の家には2メートルを超える雪が積もって、立派な雪庇が出来ている。夜行で車を走らせ早朝四時に民宿着、素早く準備してあった布団に潜り込み横になる。
ゆっくりの朝食をいただき、9時半に出発する。天気は曇り、道路は圧雪されて滑りそう。10時頃白樺公園に入りワカンを付けてさっそくラッセルを開始する。積雪は2メーターを超えているが、以外と潜らず脛位で歩ける。檜の樹林帯を越えて尾根に取り付く。雑木林の中をひたすら登る。天気予報通り気温も上がり風もなく暖かい。雪崩を心配してトラバースすることなく、尾根を忠実にたどって高度を稼ぐ。田代山、昨年登った大沢高森山、会津駒ヶ岳、七ヶ岳など会津の山々が望める。
急登を続け13時に山頂に着。目の前に大荒山が見え2時間で行けそうだが、ラッセル疲れと、のんびり出発で次回に狙うことにする。本音は早く温泉に入り、お酒をいただく方が先と皆の顔に出ている。
下山開始、気温が上がったせいか雪が重くなり、ワカンに雪がべっとりと付着する。足が重い!。それでも温泉、温泉、酒、酒と叫び(声を押し殺して)ながら下る。白樺公園から民宿までの道が長い、こんなに遠かったかなー。
15時民宿着。隣のわらぶき屋根で雪下ろしをしている。疲れた体に鞭打って少し手伝い、16時から共同浴場へ向かう。暑い位の温泉に入り、ポッカポッカ状態になり宴会を開始する。楽しくビール、お酒をいただき、楽しいひとときを過ごし、気がついたら布団に入って寝ていた。
明けて小正月の日、天気予報に反して青空が覗き快晴になった。民宿のわらぶき屋根は雪下ろしが終わっていたが、昨日の温度上昇での落雪があり、それを六人でかたづける。雪の捨て場を先ず作りブルーシートに雪を乗せて引っ張る。山登りより辛い作業に此処には(雪の多い所には)決して住まないぞ!。昼食のビールがほんとに旨かった